明けましておめでとうございます。ウェックスの渡辺です。

熱海消防の新春出初式、コロナ禍で縮小しましたが無事挙行されました。

今回は昨年を振り返り、今年の抱負を掲げます。

2020年の総括

改めて振り返ると、2020年は多くの変化があった１年でした。　

代表取締役の交代　／　社名変更

まずは会社組織の変更した事です。9月から代表取締役になりましたが組織変更タスクと大型の工事案件が重なり、なかなか精神的にもこたえました。(汗)　残業と土日勤務で何とか乗り越えられた格好でしたので、決して華々しい代表就任ではなかったですね。。。(※現在は平常運転です)

それでも人生の中で大きな転機となりました。今後の経営方針や元々持っていた会社の価値観を整理できたのは本当に良かったと思っています。Uターンした時点で決めていたとはいえ、退路を断った事でより覚悟が深まりました。

WEBサイトのリニューアル　　

「自信を持って紹介できるWEBサイトができた」というのが率直な感想でした。パートナー選定で本当に恵まれたと思っています。同じ静岡県内のWEB制作会社、セブンシックスさんにアサインしました。

本件を発注させて頂いて最も嬉しかった事は、我々消防設備業への理解と関心が今までのどの業者よりも深く、熱心だった事です。制作は約５か月間、対面で３～４時間の打ち合わせを10回以上は重ねてきましたが、序盤はWEBサイトの話は一切無かったです。消防設備業というビジネスについて、顧客層、強み／弱み、競合他社、今後の展望など徹底的にヒアリングされ、こちらも期待を込めてのめり込むように話しました。打ち合わせ後はドッと疲れても全然苦では無かったのをよく覚えています。

デザインやビジュアル面はあくまで戦略の一部です。時間をかけてじっくり考えてつくりました。これからもWEBサイトを拡充していきますので前田さん兄弟には引き続き力をお借りしたいと思っています。

社内システムの変更　　顧客管理、案件工程管理、見積／請求書

社員達からしたら最も大きな変化はこの社内システムの変更だったのではないかと思います。会社規模が少しずつ大きくなって従来の管理方法では限界が来るとは分かっていましたが、歪みが生じてきた中でも有効な一手を打てていませんでした。素人なりに自分が実践してきましたが、社員に浸透する仕組みは作れなかったのが正直なところです。

そんな中、サーキュレーションライフから応募して頂いた柳井さんはクリティカルな仕組みをどんどん作ってくれました。振り返ってみても１年前の状態では本当に厳しかったなと・・・社員のみんなも感情が動く程のメリットを感じたからこそ基幹システムの変更が実現したと思います。本当に有難いです。まだまだ取り組みは始まったばかりですので内部から会社を変えていきます。

2021年の抱負　消防行政ハンコレス化との向き合い

さて消防設備業界ですが昨年12月25日に消防庁通知で大きな動きがありました。消防行政への各種申請書や報告書は法人であれば社印が必須だったにも関わらず、今後はなんとハンコは不要になりました。これに伴って消防申請もオンライン化される見通しとの事で、河野大臣の実行力と対応スピードには恐れ入ります。

単純に押印申請の手間が無くなって楽になったという話ではありません。書類に押印が無いという事は、これで消防対応の足枷であった防火管理台帳という「紙媒体の呪縛」が無くなるんです。僕らは昨年組織変更する前からこれに対応する準備を進めていて、ハンコレスになった消防対応でお客様にキチンとメリットを提供するべく動いています。

「テクノロジーを活用し、業界の常識にとらわれない新しい価値を提供する。」

掲げた経営理念の一つです。しっかり準備を進めてリリースして参りたいと思います。

2021年もどうぞウェックスをよろしくお願いいたします。